豊田芸術選奨


加藤矢舟(カトウ シシュウ)

良寛の研究に力を入れ、その書風を基調とした作品は、高い評価を受けている。2008年(平成20年)には「加藤矢舟書作展」良寛様の詩歌を書くをテーマに個展を開催し、多くの関心を集め好評を博する。日展入選16回、1996年(平成8年)中日書道展準大賞、2006年(平成18年)第23回読売書法展ではグランプリ読売新聞社賞を受賞する。また書道研究雙根会を主宰し、教育書道にも熱心に取り組み、後進の指導にあたる。2011年(平成23年)豊田書道連盟理事長に就任し、公益事業の一環として豊田市小中学校に豊田書道連盟の会員を派遣し書写指導の補助を行う「書写補助指導ボランティア」の導入を企画提案されるなど、豊田市の書道文化の振興と発展に寄与され、その芸術性は書道界から高く評価されている。

豊田文化功労賞


都築正道(ツヅキ マサミチ)

音楽評論家で中部大学教授(平成23年度末に退官)。ワーグナー研究で文学博士。専門はオペラの美学で知られている。1986年(昭和61年)豊田ジョイントコンサートが始まった豊田市のクラシック音楽の黎明期に音楽のある都市に向けた方向性を主導し豊田市との関わりが始まる。豊田市の芸術文化を推奨する「豊田市芸術文化推奨事業」の発足にあたり審査委員長に就任。他に豊田市文化振興計画策定委員会委員長、(仮)文化交流センター整備基本構想市民会議議長を務める。また、豊田市文化芸術振興委員会発足にあたり委員長に就任。2011年(平成23年)から公益財団法人豊田市文化振興財団では、文化振興委員会の委員長を務めるなど、高い見識に基づいた的確なアドバイスで、豊田市の芸術文化の振興に多大な功績を記した。


梅村善孝(ウメムラ ヨシタカ)

2003年(平成15年)8月に実施された日本最大規模の「第1回とよた市民野外劇」では、地域の伝統芸能を中心に紹介した第2部の脚本と演出を担当。市町村合併を記念した「第2回とよた市民野外劇」では、壮大な歴史絵巻を描いた第1・2部の脚本と演出を担当。2008年(平成20年)から始まった「とよた市民芸能交流大会」では小原、足助、藤岡と地域の歴史をテーマに構成舞台の脚本と演出を担当した。2011年(平成23年)には、市制60周年記念として環境問題をテーマとした「とよた竜宮物語」の脚本と演出を担当した。他に地域の人形劇団「メダカちゃん」の創作脚本と演出を担当する。また、現職の頃は県内の高校演劇部顧問として20年間活動され、高校演劇コンクール中部大会に10数回出場し、数々の賞を受賞。最高創作脚本に与えられる名古屋演劇ペンクラブ賞を2回受賞。中部日本高校演劇連盟愛知県支部長をはじめ連盟本部役員など歴任し、県内の演劇活動にも尽力する。永年にわたり演劇活動に造詣を深め、構成舞台は豊田市の歴史と芸能を巧みに折り込み多くの観客を魅了し、歴史の楽しさや大切さを伝えるもので多くの市民から高い評価を得るなど、豊田市の演劇文化の振興と発展に寄与した。


豊田文化奨励賞


中根栄二(ナカネ エイジ)

1998年(平成10年)愛知県立芸術大学大学院美術研修科を修了し、那須野が原国際彫刻シンポジウム、日本・インドアートシンポジウムなどシンポジウムに積極的に参加し彫刻家としての資質を高めている。地元では、とよたアートナウ、豊田市本多邸「家祀」、農村舞台アートプロジェクトリレー個展に企画参加し、斬新で独創性の高い美術を追求するなど地域文化の活性化に尽力している。また国展では、彫刻部奨励賞・国画賞などを受賞し、新進彫刻家として将来の大成が嘱望されている。


俊寛(シュンカン)

1996年(平成8年)イタリアのフィレンツェに渡り、切り絵の制作活動に入る。フィレンツェ市主催の芸術祭や職人展に入賞するなど、フィレンツェの職人を題材にした独自の切り絵で高く評価される。2002年(平成14年)帰国後日本で本格的な作家活動に入り、東京、名古屋、京都等で個展やグループ展を開催。また昨年には、切り絵を駆使した斬新な「おいでんまつりポスター」のデザインを手掛けるなど、伝統的な日本の切り絵の世界に革新をもたらす俊英切り絵作家として注目を集め、将来の大成が嘱望されている。


文化振興財団功労賞


豊田おやこ劇場(トヨタオヤコゲキジョウ)

豊田おやこ劇場は、会員数520名を有し、「わが子と、わが街の子どもたちの健やかな育ちを」と願う仲間たちが集まり、1973年(昭和48年)に創立された自主的な文化団体です。永年にわたり、児童劇、人形劇、音楽などの生の優れた舞台芸術を鑑賞する例会と、子どもたちが友情と自主性を育む遊びやキャンプなどの活動を通して、子ども文化の環境づくりと地域文化の振興に多大な功績を記した。


山口玄月(ヤマグチ ゲンゲツ)

永年にわたり吟剣詩舞道に造詣を深め、豊田詩吟連盟の役員として、会の運営にあたるとともに、剣詩舞の師として多くの後進の育成をするなど、地域の芸術文化の振興と発展に多大な功績を記した。


花柳素洲(ハナヤギ ソシュウ)

永年にわたり日本舞踊に造詣を深め、素洲会会主として会の運営や多くの後進を育成するなど、地域の伝統文化の振興と発展に多大な功績を記した。


澤田季未子(サワダ キミコ)

永年にわたり日本画に造詣を深め、豊田美術連盟の理事として、会の運営や多くの後進の育成にあたるなど、地域の美術文化の振興と発展に多大な功績を記した。


梅村尚子(ウメムラ ヒサコ)

永年にわたり華道に造詣を深め、豊田市華道連盟理事、松月堂古流華道教授として、会の運営や多くの後進を育成するなど、地域の伝統文化の振興と発展に多大な功績を記した。


伊丹宗保(イタミ ソウホ)

永年にわたり茶道に造詣を深め、豊田茶友会の役員として、会の運営にあたるとともに、茶会の席主や茶道の師として多くの後進を育成し、県民茶会、月例茶会で席主を務めるなど、地域の伝統文化の振興と発展に多大な功績を記した。


文化新人賞


岩崎花保(イワサキ カホ)

第47回全日本クラシック音楽コンサート最優秀賞、第13回万里の長城杯国際音楽コンクール第1位を受賞するなど、国内外の文化及び芸術のコンクールにおいて優秀な成績を修め、新進フルーティストとして将来の活躍が期待されている。


小林加奈(コバヤシ カナ)

第58回独立書展で準特選、第61回中日書道展で二科賞、第63回毎日書道展で毎日賞を受賞するなど、国内外の文化及び芸術のコンクールにおいて優秀な成績を修め、新進書道家として将来の活躍が期待されている。


波多野渚砂(ハタノ ナギサ)

第13回NBA全国バレエコンクールでスカラシップ賞(バレエ留学)、ユースアメリカグランプリ日本予選第2位を受賞するなど、国内外の文化及び芸術のコンクールにおいて優秀な成績を修め、新進プリマとして将来の活躍が期待されている。


寺本みなみ 寺本みずほ デュオ(テラモトミナミ テラモトミズホ デュオ)

イタリアのヴァレリア・マルティナ国際コンクール室内楽部門で第1位を受賞するなど、国内外の文化及び芸術のコンクールにおいて優秀な成績を修め、新進音楽家デュオとして将来の活躍が期待されている。


シェアする