豊田文化賞


天野 克之(アマノ カツユキ)

永年に渡り囲碁、詩吟、美術鑑賞などを通して芸術文化への造詣を深められ、財団法人高橋記念美術文化振興財団理事長、財団法人豊田市文化振興財団理事長、愛知県文化協会連合会常任理事など数多くの要職を歴任された。その人柄と経済人としての見識、そして優れたリーダーシップを財団運営に発揮され、財団の目指すべき姿として、公益財団法人化を示唆された。豊田市・英国ダービーシャー姉妹都市提携10周年には、豊田市民文化使節団の団長として訪英し、日本の伝統文化により交流の輪を広げた。また郷土の偉人鈴木正三顕彰事業などの郷土発信の文化運動にも厚い情熱を注がれるなど、豊田地域の文化振興に多大なる功績を記した。


長谷川伸岳(ハセガワ ノブタカ)

1977年(昭和52年)豊田市少年少女合唱団の運営委員となり団運営の基礎づくりに貢献され、1992年(平成4年)同団の企画委員長となり、まだ機能しきれていない運営委員会に、数々の運営面での提案を重ね、合唱団員としての自覚と誇りが持てる団活動を目指した。発足当初から33年間、運営委員並びに企画委員長として指導者と保護者らの相談役となり団活動を陰ながら支え、多くの団員や保護者からも親しまれた。発団25周年記念オーストラリア海外演奏会の団長を務め、教会でのミニコンサートなど大きな成果をあげた。愛・地球博を境に国際交流にも力を注ぐ中、合唱団は県内でも有数の団として大きく成長し、声楽アンサンブルコンテストでは、全国大会に推薦出場する程となった。また、豊田ジョイントコンサート「メリー・ウィドウ」の実行委員長を務め、文化音楽6団体による公演を見事にまとめあげるなど、豊田市の音楽文化の振興と発展に寄与した。


松尾樹豊(マツオ ジュホウ)

永年にわたり、指導者として詩吟、居合、カラオケなど多分野にわたる活動を重ねられ、ユニークな舞台構成で観客を楽しませるとともに、多くの後進を育成された。2002年(平成14年)豊田詩吟連盟の有志指導者と農村舞台の活用を図ろうと、とよた吟舞夢舞台一座を結成された。初代の座長として、幅広い文化部門を統括して毎年新しい絵巻を創作。地域住民との密なる連携のもと、岩倉神社の農村舞台で公演を行い、地域住民らを大いに楽しませた。豊田市に78棟ある農村舞台活用の草の根の活動として高く評価されるなど豊田市の地域文化の振興に寄与した。


豊田市民合唱団(トヨタシミンガッショウダン)

1985年(昭和60年)1月豊田市民合唱団の発足以来、25回の「定期演奏会」では、意欲的な構成と優れた演奏で多くの聴衆に感銘を与えた。また、14回に及ぶ「とよた第九」では、国内一流の指導者・独唱者・オーケストラを迎え、演奏会の運営の中心となり、一般公募の合唱団の核となって歌い、いずれも成功に導いた。「とよた第九」は暮れの恒例行事として市民から多大な支持を得ている。さらに、「豊田ジョイントコンサート」「とよた市民野外劇」「豊田合唱連盟合唱交歓会」「新市域への出前コンサート」などに積極的に出演し、数々の合唱シーンを創りあげるなど、市民文化の向上と合唱音楽の振興と発展に寄与した。

豊田文化奨励賞


劇団ドラマスタジオ(ゲキダンドラマスタジオ)

2000年(平成12年)市内の演劇家たちが集まり、今までとは一味違う演劇を目指し、劇団ドラマスタジオを結成。これまでに年1~2回の本公演に加え、交流館等で気軽に楽しめるアトリエ公演を不定期に開催し、演劇文化の火付け役として観客を楽しませた。また、全市的な舞台事業である豊田ジョイントコンサート、市民創作劇場、とよた市民野外劇など積極的な参加協力をいただき、舞台芸術の担い手として活躍をしている。劇団のこうえんだけではなく、劇団の活動を多くの人たちにしってもらうため、広報誌「どららん」を今までに25号発行。2008年(平成20年)から始まった舞台芸術人材育成事業「とよた演劇アカデミー」では、修了公演をサポートし、新たな演劇人の育成にも尽力され市内を代表する劇団として高い評価を得るなど、将来の大成が嘱望されている。

文化振興財団功労賞


石井浩次(イシイ コウジ)

永年にわたり短歌に造詣を深め、市民総合文化祭短歌大会・市民合同歌集「欅」の発行などをはじめ、豊田短歌会の会長として会の発展に貢献するなど、地域の短歌型文芸振興に多大な功績を記した。


梅澤きよみ(ウメザワ キヨミ)

永年にわたり俳句に造詣を深め、「松籟」同人をはじめ、市民俳句会の運営委員として、会の発展のために貢献するなど、地域の短詩型文芸振興に多大な功績を記した。


岡田政昭(オカダ マサアキ)

永年にわたり日本舞踊に造詣を深め、豊田邦楽舞踊協会の会長として、加盟社中を取りまとめるとともに、新進流葵会の会長として会の運営や多くの後進の育成にあたるなど、地域の伝統文化の振興と発展に多大な功績を記した。


金子富子(カネコ トミコ)

永年にわたり茶道に造詣を深め、豊田茶友会の役員として、会の運営にあたるとともに、茶会の席主や茶道の師として多くの後進を育成し、市民茶会、月例茶会で席主を務めるなど、地域の伝統文化の振興と発展に多大な功績を記した。


木下喜葉(キノシタ ヨシハ)

永年にわたり華道に造詣を深め、豊田市華道連盟理事、小原流華道教授として会の運営や多くの後進を育成するなど、地域の伝統文化の振興と発展に多大な功績を記した。


西川友蔵(ニシカワ トモゾウ)

永年にわたり日本舞踊に造詣を深め、豊田日舞協会の会長を歴任し、西川流羽衣会会主として会の運営や多くの後進を育成するなど、地域の伝統文化の振興と発展に多大な功績を記した。


水野博子(ミズノ ヒロコ)

永年にわたり洋画に造詣を深め、豊田美術連盟の副理事長として、会の運営や多くの後進の育成にあたるなど、地域の美術文化の振興と発展に多大な功績を記した。


山岸邦山(ヤマギシ ホウザン)

永年にわたり書道に造詣を深め、豊田書道連盟の役員として、連盟活動に積極的に参画し、会の運営や多くの後進の育成にあたるなど、地域の書道文化の振興と発展に多大な功績を残した。


特別賞


加藤正一(カトウ マサイチ)

青少年の音楽活動の充実を図るため、青少年の健全育成を目的とする豊田市少年少女合唱団と豊田市ジュニアマーチングバンドの音楽活動に役立てて欲しいと寄付をされたので、そのご厚意に対し、ここに深く感謝の意を表し特別賞を贈る。


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